一般財団法人日本フットサル連盟(会長・大立目佳久)は、株式会社日本トリム(以下、日本トリム)の支援により、日本女子フットサル強化、育成事業を継続して実施しております。
–> 関連リリースはこちら(2019.08.23 株式会社日本トリムによる日本女子フットサル強化支援活動継続のお知らせ)
以下は、(スペイン)に所属する藤田実桜選手からの近況報告です。
藤田 実桜 選手
所属チーム : STV Roldán FSF(スペイン)
STV Roldán FSF に所属しております藤田実桜です。
いつも皆さまからのたくさんのご声援、ありがとうございます。
現在、スペインでは3月14日(土)に発令された外出禁止の期間が延長されています。チームは、3月10日(火)の練習を最後にトレーニングができない状況が続き、3月23日(月)にはスペインサッカー協会から無期限のリーグ中断が発表されました。
私は、リーグの再開やこの事態の収束の目処が立たないことを考慮し、チームとも話し合い、3月下旬に日本へ帰国することを決断しました。今シーズンがこのような形で終わってしまうのはとても残念であり、最後までやりきりたかった、というのが正直な気持ちです。しかし、このような状況のなか、私の決断を受け入れてくれたチームに感謝しています。また、報道にもあるように、帰国後には14日間の待機期間がありましたが、今は無事に体調も変わりなく過ごしています。
スペインでプレーした今シーズンは、私のフットサル人生にとって忘れられないシーズンになりました。言葉の壁や文化の違い、慣れない生活など何もかもが新鮮でとても刺激的な毎日でした。振り返ると悔しかった事のほうが多いシーズンではありましたが、フットサルに集中して取り組むことができ、試行錯誤しながら過ごせたので充実していて楽しかったです。チームのスタッフや仲間にはたくさん助けてもらい、いつも親身になって寄り添ってくれ、本当にこのチームで今シーズンを過ごすことができて良かったと思っています。
日本トリム様をはじめ、日頃から支えてくださる皆様のさまざまなご支援があり、怪我なく良いコンディションでプレーできました。Roldánでの今シーズンの活動は終了しましたが、帰国をした現在もチームのトレーナーが送ってくれるトレーニングメニューを自宅で行なっています。今後も、より上を目指して活動を継続していくとともに、この経験を日本の女子フットサル界に還元していけるように邁進したいと思います。改めて今シーズンサポートしていただき本当にありがとうございました。