一般財団法人日本フットサル連盟(会長・大立目佳久)は、株式会社日本トリム(以下、日本トリム)の支援により、日本女子フットサル強化、育成事業を継続して実施しております。
–> 関連リリースはこちら(2019.08.23 株式会社日本トリムによる日本女子フットサル強化支援活動継続のお知らせ)
以下は、(スペイン)に所属する藤田実桜選手からの近況報告です。
藤田 実桜 選手
所属チーム : STV Roldán FSF(スペイン)
STV Roldán FSFに所属しております藤田実桜です。
いつも皆さまからのたくさんのご声援、ありがとうございます。
12月はリーグ戦が3試合とカップ戦(コパ・デ・ラ・レイナ)の予選が行われました。カップ戦は、リーグ戦の間に予選が行われ、負ければ終わり勝てば来年の5月まで続きます。1戦目は無事に勝利することができました。2戦目は年明けすぐに行われます。リーグ戦ももちろん大事ですが、このカップ戦にはチームとしても力を入れているので勝ち残れるように1戦1戦大事に勝ち上がりたいです。
リーグ戦は12月21日(土)の第15節をもって前期リーグが終了し、1週間程の休暇に入ります。チームは現在16チーム中11位となかなか勝ち点を積み上げることができていません。私自身も、ベンチ外や出場時間が短かったりと悔しい状況でした。8月にチームに合流してからリーグ前半戦を振り返ると、言葉(コミュニケーション)、プレースピード、強度の違いに苦戦しました。帰国していたり、チームから離れている期間も多かったので難しい部分はありましたが、その中でもしっかり結果を出せる選手は本当に良い選手だと思うので自分自身課題がたくさんあると感じています。今はうまくいっているとは言えない状況ですが、ここを乗り越えることでまた違う景色が見えると思うのでとにかく気持ちを切らさず結果が出るまで続けていきたいと思います。
また、この状況でもサポートして支えてくださる方々には感謝しかありません。応援してくださる方々に活躍を報告できるよう、前半戦残り1試合とリーグ戦後半に向けて良い準備をしたいと思います。
スペインでも町はクリスマスモードになりイルミネーションや、お店にはクリスマスの飾り付けがされています。
私は年末年始、日本に帰国せずスペインで過ごす予定なので、後半戦、良いスタートをきれるようリフレッシュしたいと思います。
以下、フットサル日本女子代表スペイン遠征レポートです。
12月5日(木)から12日(木)の期間、フットサル日本女子代表のスペイン遠征が行われました。
私は、8日(日)から現地でチームに合流し、10日(火)と11日(水)にはスペイン代表と親善試合を実施しました。結果は、1戦目が0-8、2戦目が2-4と、力の差を見せつけられる形となりました。ただ、2戦目は戦い方を確認し、試合に挑んだこともあり、1戦目に比べるとスペインを苦しめることができたと思います。
試合を終えて、気持ちの面や自分たちのプレーを少し変えただけで結果が変わってくる面白さを感じたと同時に、スペインとの差も痛感しました。私達が少しでもミスをすればチャンスに繋げてきますし、球際、ゴール前がかなり勝負強く、ボールに対する寄せの部分、技術、スピードの全てにおいて、私たちを上回っていると感じました。この小さな積み重ねと一つ一つの局面で勝つか負けるかが結果につながってきます。
この親善試合を通じて、自分自身課題がたくさんあると感じたとともにさらに課題が明確になりました。この敗戦、ここで経験したことを2020年のAFC、そして今後の女子フットサルに繋げなけていかなければいけません。この差を少しでも縮められよう、高い意識を持って日々のトレーニングに取り組みたいと思います。