一般財団法人日本フットサル連盟(会長・大立目佳久)は、株式会社日本トリム(以下、日本トリム)の支援により、日本女子フットサル強化、育成事業を継続して実施しております。
–> 関連リリースはこちら(2019.08.23 株式会社日本トリムによる日本女子フットサル強化支援活動継続のお知らせ)
以下は、(スペイン)に所属する藤田実桜選手からの近況報告です。
藤田 実桜 選手
所属チーム : STV Roldán FSF(スペイン)
STV Roldán FSFに所属しております藤田実桜です。
いつも皆さまからのたくさんのご声援、ありがとうございます。
リーグ戦は、第6節(うち第1節は豪雨で延期となったため5試合)が終了しました。現時点で3勝2敗、リーグ順位は16チーム中8位につけています。
8月からスペインリーグ5試合を経験した中で感じることは「球際の強度の強さ」、「ゴールへの貪欲さ」、「戦術」です。ディフェンスやボールを持った選手は迫力がありますし、シュートも積極的に狙ってきます。また、攻撃の戦術はもちろん、ディフェンスも組織的で戦術を理解することやコミュニケーションがすごく大切だと感じています。球際の強さは監督からも要求されますし、努力次第で強化できる部分なので意識的に取り組みたいと思います。
ここまでの試合、出場時間が長い試合もあれば、ローテーションにうまく絡めない試合もありました。出場できず、チームも負けたときは気持ちも沈みますが、もっと状況を良くするためにはどうすれば良いかを考えて、少しずつ前に進んでいければと思います。
私の所属するSTV Roldan FSFは、今シーズンで20周年を迎えました。そのお祝いのために選手の家族やスポンサーを招待した食事会が行われました。盛大に倉庫を貸し切って子供用のバルーンが用意されたり、ビンゴ大会をしたり、とても楽しかったです。ファミリー感がとても強く、小さい街ということもあり、街を歩いてレストランやカフェで食事をしていると、ほとんどの確率でチーム関係者に遭遇します。会ったときには毎回声をかけてくれますし、たまにコーヒーをご馳走してくれたりする関係者もいます。こんなにも温かい街に住めて幸せだと思いますし、さらに「このクラブのために貢献したい!」という気持ちになりました。
今後、バスで14時間移動のアウェーゲームが控えています。現在、リーグで2位の強豪チームとの試合に加え、コンディション的にも厳しいので、難しい試合が予想されますが、チームのため、日本で応援してくださる方々のため、良い報告ができるよう精一杯闘いたいと思います。