一般財団法人日本フットサル連盟(会長・大立目佳久)は、株式会社日本トリム(以下、日本トリム)の支援により、日本女子フットサル強化、育成事業を継続して実施しております。
–> 関連リリースはこちら(2019.08.23 株式会社日本トリムによる日本女子フットサル強化支援活動継続のお知らせ)
以下は、(スペイン)に所属する岩村奈瑠美選手からの近況報告です。
岩村 奈瑠美 選手
所属チーム : Virtus Ragusa(イタリア)
Virtus Ragusaに所属しております岩村奈瑠美です。
いつも多くのご支援、ご声援をいただきありがとうございます。
8月12日(月)からプレシーズンとしてチームの活動がスタートしました。イタリアでのシーズンは3年目を迎えますが、ここで挑戦するときに目標としていた「イタリア最高峰セリエA」でプレーできる事になりました。チームメイトも半数以上が入れ替わり、外国人は私を含め7人います。ポルトガル代表、元スペイン代表、年代別のスペイン代表、ブラジル人、クロアチア代表、ハンガリー代表と大型補強もありました。外国人枠はリーグの規定で6人のため1人がメンバー外になります。チームとしての目標は、セリエA残留です。この目標に向けてメンバー争いはありつつも、コート内は厳しく、コート外は仲良く、最高の環境で過ごしています。練習は週に5日、内2日は午前・午後の2部練習です。トレーナーとのフィジカルトレーニング、監督との実践練習を1時間半から2時間行っています。1ヶ月前と比べフィジカル面が変わったのを実感しています。また、戦術面ではクワトロ・ゼロを行なっており、まだまだ擦り合わせが必要ではありますが、少しずつ機能し始めています。一つ難点があるとすれば、シチリア島は島国のため、練習試合をするチームがないことです。
9月15日(日)、チームは初めての公式戦を迎えました。コッパ・ディビジョンという今季から新しくできたリーグとは別のセリエAとA2の頂点を決める大会です。その試合はメンバーに選ばれ、試合も15-1で勝利しました。私は2ゴールを決めましたが、個人としてもチームとしても課題が多く残る試合となり、また練習で念密な戦術確認を行なっています。
シーズンがスタートし、日々の練習もハードですが日本トリムさまのご支援もあり、大きな怪我もなく日々充実しています。この恩を結果で返せるよう、1日1日を無駄にせず頑張ります。