謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
新年を迎えるにあたり、昨年も全国で多くの皆様にフットサルに親しんでいただきましたこと、多くのプレーヤーにご活躍いただきましたことに、心より感謝申し上げます。
引き続き、本年もスポーツ界の発展とプレイヤー皆様のご健康とスポーツ活動によって、多くの皆様が幸福感を共有できることを願っております。性別、年齢を問わずプレーすることが可能なフットサルは、日本のスポーツ文化醸成において、重要な役割を果たしていると信じております。私たちは、今年もフットサル界の発展に向け全力を尽くし、フットサルを通じて人々が健康で活力ある生活を送れることを目指してまいります。
本年は、AFCフットサルアジア選手権大会が開催されると共にフットサルワールドカップがウズベキスタンで開催される予定となっておりますので、日本代表の活躍と共に、我が国におけるフットサルが盛り上がっていくことを期待しております。さらに、2025年度にはFIFA女子ワールドカップの開催が発表されました。このように本年から来年にかけても、楽しみな行事が続きます。世界へ羽ばたく選手たちの登竜門となるトリムカップ全国女子選抜大会は、年々レベルの向上が顕著な大会となっており、女性プレーヤーが目指す地域日本一を決める本大会が一層注目を集めることになります。
昨年度からの「フットサルに関わる全てのステークホルダーがハッピーになる」という理念はそのままに、公益財団法人日本サッカー協会、一般社団法人日本フットサルトップリーグ、全国各地のフットサル連盟、所属各クラブなどのフットボールファミリーや、「地域」との連携を強化・構築を進めながら、「フットサルの事業価値」を高めることを進めてまいります。
フットボールファミリーである私たちは、フットサルを通じてすべての人たちの希望や喜びとなり、人生を豊かなものにできると信じ、地域に根付き、社会に必要とされ、世界との懸け橋になるような愛されつづけるスポーツになるよう「フットサルがある日常」を皆さんと一緒につくっていきたいと考えています。
フットサルの普及・発展に関わる機能のみならず、「ダイバーシティの推進」「規律・裁定機能の設置」という機能を内包させ、フットサルにおける「差別のない社会の実現」や「コンプライアンスの遵守」を重要な価値観としています。
それぞれの地域において担う役割は様々ありますが、全国各地の連盟の組織化を進め、目指す方向は一つです。これらの方針を全国各地において丹念に浸透させていくことで、フットサルを取り巻く皆様の熱意や思いを持って、目指す方向に引き続き力強く前進していきたいと思います。
ぜひフットサル活動の促進に皆様の熱いご支援とご協力をお願い申し上げます。
本年が、皆様や皆様のご家族、仲間にとって、充実した幸せな一年となることを祈念いたします。
2024年 元旦
一般財団法人日本フットサル連盟
会長 原田 理人