8月25日(金)から3日間、大阪府/岸和田市総合体育館で開催される「第19回 全日本大学フットサル大会(大会ページ)」に関西地域代表として出場する同志社大学フットサル部TREBOL(トレボル)。京都府にある京田辺キャンパスで活動。今年4月、体育会に昇格しました。
今回、本大会登録選手のうち16名とコーチに予選大会の振り返りや意気込みなどをお伺いしました。
#6 武藤 隆俊(4回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
今まで京都府大会はすべて勝ってきています。でも、その先の関西大会では負けることが多くて。今年4回生になって関西大会に出場しましたけど、簡単には勝ち切れなくて、PK戦と延長戦を経験しました。それでもなんとか5年ぶりの全国大会出場を決めました。僕自身、全国大会っていうのは中高で経験したことはなかったので嬉しいことでしたけど、関西大会で不甲斐ない試合もあったので全国大会にはしっかり標準をあわせていかないといけないなという気持ちもあります。
-自分たちにとって全日本大学フットサル選手権はどんな大会ですか?
僕がこの部活に入るきっかけになったのが友達の誘いで、その友達が「全国大会出ようぜ」と言ってくれました。その全国大会は全日本大学フットサル選手権のことでしたし、僕としても全国大会に出たいから同志社大学のフットサル部に入ったので、一番思い入れがあるというか一番大きな、大学生活で一番目指してきた大会です。
-意気込みをお願いします。
5年ぶりにこの大会に出場できます。これまでは、関西大会で負けることばかりでした。今年もなかなか思うように勝ち切れなくて、この大会でも難しい試合になることは想定していますが、京都府、関西大会では追いつかれそうになっても引き離すことができているし、結果がついてきています。初戦しっかり勝ち切って2日目、3日目と決勝まで駒を進めて優勝できるように頑張ります。
#80 松原 幹樹(4回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
入学したときから新型コロナウイルス感染症の影響があり活動ができない期間が長くもどかしかったですが、今は下の回生の部員が増えて人数的にもチームが安定しています。コロナ禍の大変だった時期をみんなで乗り越えたことで、チームが上手くまとまって活動できるようになったので、全国大会に出場するところまでこれたと思います。全国大会出場が決まるまではちょっと不安でしたが、全国大会に行きたいという目標に向かって、とにかく日々の練習をがんばりました。決まったときは安心しました。
-自分たちにとって全日本大学フットサル選手権はどんな大会ですか?
4回生として最後の大会だと思っています。
-意気込みをお願いします。
3回生、2回生のために、来年につながるような大会にしたいです。まず初戦勝って、優勝に向けて頑張ります。
#4 久井 光太朗(3回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
去年の関西大会では決勝をPK戦で負けて、とても悔しかったです。自分は、トップチームに上がりたてで全試合ベンチ外で応援するだけだったので、今年は出場機会を得てもう少し頑張りたかったなという気持ちが残っています。
-自分たちにとって全日本大学フットサル選手権はどんな大会ですか?
大きな目標になっている大会です。この大会で優勝して日本一になりたいです。
-意気込みをお願いします。
2部に落ちてしまった関西社会人リーグで1部に戻ることもチームにとって大きな目標です。まずはこの大会で日本一になるため、一戦必勝で挑みます。
高校時代は四国の学校に通っていたので(初戦対戦相手の)松山大学には知り合いがいて、その分、絶対負けたくないという強い気持ちがあります。大事な初戦をしっかり良い内容で勝って、2戦目以降も勢いに乗れるよう頑張ります。
#15 松波 賜雄(3回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
僕自身初めての関西大会で緊張感がありました。去年の関西大会を経験した(今の)3回生が多かったので、そのメンバーに引っ張って貰いつつ、自分も守備の部分で貢献できたと実感しています。全国大会に行きたいって想いが強かった分、不安とか緊張が大きかったですけど、決まった瞬間は全国大会に向けてどうしていこうっていう気持ちに切り替わりました。
-自分たちにとって全日本大学フットサル選手権はどんな大会ですか?
大学フットサルをやっているなかで一番大きい大会です。大学生日本一っていう価値ある大会だと思います。
-意気込みをお願いします。
もちろん全国優勝目指して頑張ります。まずは大事な初戦を勝って、全国優勝したいと思います。
#19 廣江 亮哉(3回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
今年の4月からトップチームに上がりましたが、怪我でプレーができなかったので京都大会、関西大会と予選はチームに貢献することができませんでした。スタンドから見ていることしかできなかったので、全国大会出場が決まった時は嬉しい7割、悔しい3割が正直な気持ちでした。
-自分たちにとって全日本大学フットサル選手権はどんな大会ですか?
1年間の中で一番大きい大会っていうのは間違いないです。3回生のこの時期に全国レベルの相手と戦えるっていうことはすごく大きな経験になると思います。
-意気込みをお願いします。
今年の4回生は少ない人数(2人)で頑張ってきたところを見てきたので、良い思いをさせてあげたいです。全国一になるために初戦は絶対勝たないといけないので関西の代表として圧倒して勝ちたいです。同志社大学にとって5年ぶりの舞台なので卒業した先輩方などたくさんの人が注目してくれています。いい結果を届けたいと思います。
#20 伊東 涼哉(3回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
去年の関西大会は決勝をPK戦で負けて、自分たちの取り組みの甘さが見えて、それまでの練習がぬるかったと全員で気が付いた敗戦になりました。そこから1年間、練習の雰囲気も意識して変えて、結構ぶつかり合うことも増えて、だけどそれくらい真剣に本気で取り組むことができて、しっかり全国大会出場を決めることができたので良かったです。決まった時は嬉しい気持ちもありましたけど、危ない試合が多かったのでこのままじゃこの先絶対勝てないっていう身が引き締まる感覚がありました。
-自分たちにとって全日本大学フットサル選手権はどんな大会ですか?
ここで優勝したチームが大学生日本一というイメージがあります。それくらい大きな大会だと思います。でも、ここで良い結果残してリーグ戦はリーグ戦でまた頑張りたいです。この大会だけを目指して頑張っているイメージではないです。
-意気込みをお願いします。
初めての対戦相手なので情報がありません。それでも自分たちの力を出し切ることをテーマにして戦えば勝てる確率を上げられると思っています。過去の大会成績で日本一を獲ったことがあるので、もちろんそこを目指しながら、僕たちのフットサルって結構見てて面白いし強度が高くて攻撃のバリエーションも多いので、そういったところもポイントにいろんな人に見てもらいたいです。
#22 内山 雄登(3回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
今年のチームは去年からトップチームにいたメンバーが多いです。去年は負ける試合が多かった分、実力をつけて自信を持って関西大会に臨みました。それでも100%かと言われたらそうじゃなかったと思うし、厳しい試合が多かったですけど、勝負強く我慢強く戦えたので全国大会出場を勝ち取ることができたと思います。決まるまでは焦りのほうが強くて、終わってからはホッとしたのと嬉しい気持ちだったんですけど、同時にこのままじゃ全国の舞台では勝てないなと思いました。
-自分たちにとって全日本大学フットサル選手権はどんな大会ですか?
自分たちが目標にしている大学日本一を取れる数少ないタイトルの一つです。その中でも夏のこの大会は、どの大学も本気で取りにくる大会なので想いが強いです。
-意気込みをお願いします。
チームとしても5年ぶりの全国ですし、個人としても初めての全日本大学フットサル大会なので、まずは楽しむこと。初戦もフットサルを楽しんで自分たちの力を出せるように頑張りたいです。
#23 小松 史弥(3回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
関西大会は前日に熱を出してしまって自宅で観戦したので、すごく悔しい思いをしました。みんなが勝ち取ってくれた時は、素直に嬉しかったっていう気持ちが最初に出てきました。でもやっぱりみんなで喜んでる動画を見たら、自分がここにいないんだってちょっと悲しい、悔しい気持ちになってきました。
-自分たちにとって全日本大学フットサル選手権はどんな大会ですか?
年に一度しかない大学生にとっての青春の場だと思っています。
-意気込みをお願いします。
去年は関西大会準優勝で全国大会に行けない悔しい思いをして、今年やっと全国大会の切符を勝ち取ってくれました。僕は関西大会に出ることができなかったですけど、みんなが勝ち取ってくれた舞台でこの悔しさを晴らしたいですし、全国大会ではみんなと一緒に日本一を目指して頑張りたいです。
#26 舩田 紘平(3回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
僕は関西大会のメンバーには選ばれていなくて、関西大会が終わったタイミングでトップチームに上げてもらうことができました。関西大会は経験していないけど、セカンドチームの選ばれなかったみんなの思いも心に刻んで今頑張っています。
-自分たちにとって全日本大学フットサル選手権はどんな大会ですか?
昨シーズン、トップチームは関西1部リーグから降格してしまいました。なので今年に関しては、関西1部リーグに戻るための最初の達成すべき目標になっています。
-意気込みをお願いします。
日本一を獲って、関西1部リーグに戻ることも達成できたらと思っています。この大会、ベンチに入れるかわからないですけど、それでも自分ができることをやっていきます。
#88 原 由伍(3回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
自分が入部した時は、新型コロナウイルス感染症の影響で部員数も少なかったですし、同期も今ほど多くはなくて、最初はサテライトの試合でも全然勝てなくて苦しい時期が長かったです。それでも続けているうちに部員数も増えて、新型コロナウイルス感染症も落ち着いてきて制限はありましたけど、活動もできるようになりました。
去年も全国大会に行きたかったですけど、関西大会決勝をPK戦で負けてしまって、今年こそはという強い想いで1年間やってきたので、全国大会を決めることが出来て安心しました。同志社が全国大会にいくんじゃないかと思われていて、プレッシャーがかなりありました。
-自分たちにとって全日本大学フットサル選手権はどんな大会ですか?
自分が大学でフットサルをすると決めて、この大会で日本一になりたいっていうのを最初に大きい目標として持っていましたし、多分みんなもそうだと思います。いろんな大会がありますけど、この大会は注目度を一番高く感じますし、ここでのタイトルは特にこだわっています。
-意気込みをお願いします。
自分自身、サッカーもフットサルもやってきました。そのなかでも初めての全国大会なのでこれまでいろいろ支えてくださった方や家族に恩返しできる舞台だと思うので、自分たちらしいフットサルを表現して結果を出したいです。
#8 上仮屋 遼(2回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
今年は関西が2枠あって、周りから見ても自分たちは全国大会に出なければいけない立場でその空気感を感じていました。関西大会では自分たちのやりたいことができたわけでもなく、苦しい試合をギリギリ勝ち切ったような展開でした。全国大会出場が決まってすぐは嬉しかったです。数日が経って振り返ったときにあの内容では全国大会では勝てないなと思いました。
-意気込みをお願いします。
チームの目標である日本一を絶対に獲りたいです。見ている人の印象に残るような試合やプレーをしたいなと思います。初戦から面白いなと思ってもらえる試合をします。
#12 佐藤 秀音(2回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
今回出場することが決まったら初めての全国大会の舞台でした。なので、決まったときはとても嬉しかったし、いい経験ができたらいいなと思っています。
-意気込みをお願いします。
優勝したいと思っているし、そのためにはまず初戦勝たないといけません。もし自分が試合に出たら一本でも多くシュートを止めてチームを勝たせたいです。
#14番 安達 晃大(2回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
大会自体出場することが僕自身初めてだったので、京都府大会からすごく緊張していましたが、京都府大会は危なげなく突破することができました。関西大会も思っていた以上に緊張して、プレーが硬くなって苦しい戦いになってしまいました。それでも勝てたことが自信になって、今はホッとしていて充実した練習ができています。全国大会では自信を持って、いい緊張感で試合ができたらいいなと思います。
-自分たちにとって全日本大学フットサル選手権はどんな大会ですか?
新チームになってから大学日本一を掲げてきました。日本一に挑戦できる、これからチームとして成長するための大きな大会です。
-意気込みをお願いします。
日本一が目標です。一戦一戦、目の前の敵を倒せるように全員で戦います。
#98 吉田 隼(2回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
去年は応援する立場で、今年はベンチで一緒に戦いました。関西大会はどの試合よりもみんなの熱量をすごく感じていたので、めちゃくちゃ苦しい試合もありましたが、全国大会出場が決まって本当に良かったです。
-意気込みをお願いします。
5年ぶりにこの大会に出場できるので、初戦から勢いに乗れるようにしっかり勝って優勝したいです。
#90 山本 優希 (2回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
関西大会も出場したけど、チームの足を引っ張ってしまいました。
-意気込みをお願いします。
関西大会ではチームに迷惑をかけたので全国で自分がチームを助けられるように頑張ります。全国大会が初めてなので笑って終われるようにしたいです。
#55 藤岡 大誠(1回生)
-全国大会出場決定するまでを振り返ってください。
関西大会では危なげない2試合をしてしまったけど、全国大会出場を決めることができてよかったです。
-意気込みをお願いします。
目標は優勝することです。初戦しっかり自分の力を出して、自分たちの色を出しながら勝ち切りたいです。
東 優人コーチ
-チームについて教えてください。
今年は、一言で表すと堅守速攻のチームだと思います。それから、仲が良いです。4回生は2人で、入部当初から新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた代です。活動ができなかったので入部する人数も少なく、新型コロナウイルス感染症が落ち着くまでは、なかなか人数が集まらず苦労していました。そういう境遇だったこともあり仲が良いのかなと思います。学生だとメンバーが一年ごとに入れ替わることが多いですけど、新型コロナウイルス感染症の影響で入れ替わりも少なかったです。ただ、予選(京都府大会・関西大会)は、大会っていう舞台を経験していなかった分、予選大会ではすごく緊張していて苦しみました。メンタリティー的なコントロールも大変だったと思います。結果的には京都府大会も関西大会も突破できたので、この経験がそろそろプラスに働く場面が来たらいいですね。
僕は、同志社大学フットサル部のOBなので自分の思いよりも、彼らの思い出としてこの大会を経験してほしいなと思って接しています。僕が在学中に1度この全国大会で優勝を経験していて、今年はあの時が戻ってきたみたいな雰囲気があります。
比較すると僕が現役の頃は、トップチームとサテライトで20人ぐらいどっちもいましたけど、新型コロナウイルス感染症の影響で練習もゲームもできないのでかなり苦しい3年間だったかと。そのなかで降格も経験して、ようやく今年です。とにかく制限が大きかったのでそこから上ってきたような印象はあります。今ここにいてくれてリスペクトしています。
-注目選手を教えてください。
チームのみんながとにかくいいので、全員と答えたいところですが‥(笑)4回生なのでその2人(#6武藤 隆俊と#80松原 幹樹)をあげます。でも4回生だからっていう理由です。本当にそれくらい全員が良いです。
-大会に向けてコメントをお願いします。
立命館大学と決勝で戦って優勝してほしいなと思っています。リーグ戦では立命館大学に負けていて、みんなもライバル意識を持っている気がします。OBとして関西対決になったら誇らしいですね。
8月25日(金)に初戦を迎え、12:30 松山大学フットサル部と戦います。(⇒トーナメント表)
取材/日本フットサル連盟 今井千秋
取材日 2023年8月4日