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【インタビュー】「廃棄漁網をリサイクルした防球ネットを活用してボールを蹴れる優しい環境作りを」射水リージョナル 窪 哲志氏

富山県で廃棄漁網をリサイクルした防球ネットを活用しボールを蹴ることができる環境作りをされている、射水リージョナル(https://imizu-re.net/index.html)代表理事の窪 哲志氏にお話をお伺いしました。

射水リージョナルは、当社の基本理念に「子どもの可能性を拡げる」「地域の未来を創る」ことを掲げ、様々な事業を行っております。
各事業に関わる社員も自身の夢と成長をする情熱を持ち、子どもたちや地域住民の方々に見本となる人間性を示すことで、子どもたちの成長を促し、地域に貢献を目指しています。

取材日にも廃棄漁網をリサイクルした防球ネットをご用意いただき、子供たちが思い切りボールを蹴っていました。

     

 

今年2月には、初めて廃棄漁網をリサイクルした防球ネットを使用し、射水リージョナルが大会イベントを企画。県内だけでなく県外のサッカーチームの選手たち約100人が集まり思い切りボールを蹴ることが実現しました。普段、ボールを蹴ることができない施設でもこのネットを使用することで、壁を傷つけずにボールを蹴ることができる環境に変わることができたと話します。

 

‐廃棄漁網を活用しようと思ったきっかけを教えてください。

もともと冬場の練習会場が少ないことが地域課題としてありました。漁業の方に別のイベントで協力をいただいていたので恩返ししたいといろいろ考えていたところ「漁網ってどうしているんだろう?」と気になったのがきっかけです。調べてみたら環境省の調査で漁網は年間約2万トンから6万トンが廃棄され、漁網やロープなど漁業に関するごみが日本で発生する海洋プラスチックごみの約3割を占めるとされていました。さらに廃棄するにも数十万円単位でかなりのお金がかかるということがわかり、地域漁業関係者の方々も苦労されていることを改めて知りました。そこで冬場の地域課題と漁網の問題を一緒にクリアできるかもしれない、という着眼点からここまできました。

 

‐廃棄漁網をリサイクルした防球ネットについて

今回はお試しで体育館サイズに必要な分だけをいただいき、防球ネットとして漁師さんに加工作成してもらいました。

どこの地域でも、壁に防球ネットがない関係でフットサルや球技ができない施設が多いと思いますが、防球ネットの持ち込みを許してくれるのであれば、壁を傷つけずにプレーできる環境となります。

漁網は、10年間で廃棄しなければいけないそうで…。でも見ていただくと強度もあり、柔らかく、大きさも自由自在に作っていただけます。設置する際に柱に縛らなければならないのですが、解けない紐の縛り方も漁師さんに教わりました。漁師さんは漁業に出ない時間に修繕をされているので作業は慣れていて、とても親切です。

おもしろかったのは、地域の子供がこの網の紐を見て「お父さんの漁の紐や!」って言うんです。自分の網だとわかるようにエリアによって網の色が違うみたいで。その子たちの反応を見てると可愛いですよね。そういった子どもたち同士のやりとりも微笑ましいです。

 

 

 

‐この活動をしてよかったと思ったことはありますか?

子どもたちにいろんな刺激を与えられることですかね。
サッカーだけではなくて、自分たちが使っている環境に興味を持ち始めたり、住んでいる街にも興味を持ってもらえたりとか。富山県は海洋都市でもあるので、そこに住む子供がいい刺激を与えてくれるのもこのネットをみて思います。子供たちがのびのび、思い切りボールを蹴ってくれる姿をみると嬉しいですね。

 

‐課題に感じていることはありますか?

この防球ネットの今後について、どうするか?を聞かれることがあります。廃棄量に対して当社だけでカバーできない部分はいずれ出てきてしまうことです。また、取り扱うためには特殊資格が必要で専門の業者さんしかできないという状況です。でも、解決策は見えてきておりいろいろな方にお力添えをいただいてクリアしていきたいと思っています。

 

‐今後について

全国にこういった活動が広まってくれると嬉しいです。
捨てるのに大変苦労されている漁網と、補修補強に対して防球ネットを買いたくても買えない施設と、やりたくてもやれない子供や選手たちがいます。このたったひとつの工夫(新しいものを作るのではなくて今あるものを再利用すること)で繋がれるのであれば、もう…やらない理由はないですよね。

 

7月30日にもこの射水市で廃棄漁網をリサイクルした防球ネットを使用し、イベントが開催されます。

 

取材/日本フットサル連盟 今井千秋

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