5月16日(火)、立命館大学All.1(LUXPERIOR CUP 地域大学フットサルチャンピオンズリーグ2022-2023 優勝校)が日本フットサル連盟の代表としてFリーグオーシャンカップ2023に出場し、マルバ水戸FCと対戦しました。
開始5分、先制点を決めたのは立命館大学All.1の皆尾文也選手。そのままペースを握るもなかなか得点に結びつきません。すると14分、1点を返され試合を振り出しにされます。20秒後、再び皆尾文也選手が2点目を決め2-1とするも、15分から立て続けに3失点してしまいます。
2-4で折り返した第2ピリオドもマルバ水戸FCの勢いが止まらず追加点を与えてしまいます。2-5から巻き返しを図りたい立命館大学All.1は、29分に山岡眞之介選手、30分と32分に安田健人選手、33分に行成海人選手が得点を重ね、6-5と逆転します。何とかリードを守り切りたい立命館大学All.1でしたが、Fリーグの意地を見せたマルバ水戸FCが36分、38分と2点を追加し、試合は6-7で終了しました。(公式記録)
試合後のコメント
#12 酒井裕和(キャプテン)
―試合を終えて率直な感想
点差も1点で惜しいゲームだったので悔しい気持ちが一番大きいです。
―試合前からあまり緊張しているように見えず試合もいい状態で入ったように見えました
マルバ水戸FCさんは僕たちを相手に負けられないという気持ちが強いと思っていました。僕たちはチャレンジャーとしてやることをやるだけですし、楽しんでいこうという話をしていたので緊張もあまりなく試合に入ることができました。
―試合全体を振り返って
学生でもこれだけ戦えるというところを見せることができた点はよかったと思います。格上のチームと対戦するときに我慢する時間やピンチが多い展開のなかで失点をしたときにどういう振る舞いをするのかが大事になってくるので、そういう点では逆転したシーンもあって今日はすごく粘り強く戦えました。でも7失点を重ねてしまったところは課題として残りましたね。学びの多いゲームになりました。
―第19回全日本大学フットサル大会 滋賀県大会に向けて
去年、緊張や失点からの焦りがあったんですけど、今年は今日のゲームみたいに最後まで点差を詰めて逆転したり粘り強く戦えることがわかったので、そういう戦いができるように頑張ります。
#41 行成海人
―試合を終えて率直な感想
試合に負けて悔しいっていう気持ちがあります。でもFリーグのチームと公式戦で初めて試合をしてみて、思った以上に自分たちの練習していたことができてプレーも通用する部分があったと思います。
―良かったところ、課題や反省
第2ピリオドは、自分たちがしっかり攻撃していい展開が作れたので評価したいです。ただ、第1ピリオドでは失点を重ねて雰囲気が重くなってしまったので、そこが今のチームの弱点かなと思いました。
―ゴールシーン(33分11秒)を振り返って
自分たちのペースだったのでとにかくシュートで終わりたかったなかで、いいコースにボールが飛んで入ってくれてよかったです。
―第19回全日本大学フットサル大会 滋賀県大会に向けて
去年は滋賀県大会で敗退してしまったので、まずは勝利して関西予選を迎えたいです。全員でしっかり準備していきます。
―メッセージ
大学生でもここまでできるというのを証明できたし、格上のチームに対してもここまで戦えるということを僕たちも感じることができました。大学生でもFリーグのチームを倒せるように今日からまたしっかりとやっていきたいと思います。
#38 皆尾文也
―試合を終えて率直な感想
負けたことは悔しいですけど、終わったことなので切り替えたいです。ただ、自分たちもここまで通用するんだという今の立ち位置がわかったし、今後は相手が大学生になるので第19回全日本大学フットサル大会の優勝を目指して頑張りたいです。
―試合前からあまり緊張しているように見えず試合もいい状態で入ったように見えました
自分たちはチャレンジャーで、個人的には勝っても負けてもいいかなという気持ちで入りました。いい意味で軽く入ることができたので大学生らしいテンションや雰囲気で試合を進めることができたと思います。
―先制点(5分58秒)と同点に追いつかれてから20秒後の得点(14分31秒)はいかがでしたか?
あんまり点を取るタイプじゃないのでこういう舞台で点を取れたのは良かったです。成長を感じることができました。
―今後の目標
こういう(Fリーグオーシャンカップの出場)機会を得ることができてここにむかって準備してきて、負けてしまったけど自分たちが目指す観客の皆さんを魅了する、巻き込むような試合ができたと思います。まずは滋賀県予選を突破して、第19回全日本大学フットサル大会で優勝を目指したいです。
―メッセージ
これからも応援をお願いします!
#11 安田健人
―試合を終えて率直な感想
個人としては点を取ることができたし、チームとしてはここまでやれたのでよかったけど、結果負けてしまったので残念です。
―点差は1点でしたが
普段のリーグ戦では感じることのできないスピード感だったり、ボールを持たれて我慢する時間が多かったり、そういうところで大きな差を感じましたね。振り返ってみると決めるところはしっかり決め切れたのかもしれません。
―たくさん点が入って観客席も盛り上がっていたと思います
魅力的なフットサルはこのチームのテーマでもあるので、観客の皆さんを巻き込むことができたと思います。
―2ゴール(30分18秒、32分37秒)を振り返って
「守備・セットプレー・ランニング」を自分たちは常に意識しています。自分は、守備は得意ではないけど相手からボールを奪って得点することができたのは良かったと思います。地域大学CLでは1点しか取れなかったのでここで払拭できました。
―今後の目標
今週リーグ戦、来週滋賀県予選と試合があります。僕は4回生でラストの代なので滋賀県予選を突破して関西予選に繋げて全国大会に出て優勝することを目標に頑張っていきます!
―メッセージ
今日も僕の親も応援に来てくれていて、他の親御さんたちも応援に駆けつけてくれました。本当に感謝しています。応援ありがとうございました!
#6 三浦糧太
―試合を終えて率直な感想
チームとしては逆転されても追いついたり逆転し返したり、いいところがあったと思います。ただ個人的には、アラでの一対一とか守備でも違いをつけられなくて悔しい気持ちです。
―試合を振り返って
マルバ水戸FCさんのスピード感とかドリブルの質とか個人技術の高さを感じました。ミドルもボレーも全部枠に入ってくるし、全部が脅威だったなと思います。
―第19回全日本大学フットサル大会 滋賀県大会に向けて
今日こうして格上のチームと対戦させてもらって自分の技術が通用しない部分や足りない部分が明らかになったので、あまり時間はないですけどそこをレベルアップして、自分のゴールだったりいいプレーでチームを勝たせられるように頑張ります!
―メッセージ
今大会で注目してほしいところがチームの盛り上がりだったので、オールワンらしさが出てこういういい試合ができたと思います。他の大会の試合も配信があれば見て応援してもらえたらと思います!ありがとうございました!
#25 山岡眞之介
―試合を終えて率直な感想
悔しいし、個人的にはもっとできたなという手ごたえがありました。
―試合を振り返って
自分たちのやりたいことはマルバ水戸FCさん相手にもできたかなと思います。ただ本当に最後の最後で僕たちが甘かったですね。
―ゴールシーンを振り返って
地域大学CLの時と同じようにミスが重なって絞られてしまったんですけど、フィクソ(#21 川崎航聖)が25分に退場して今回は自分にチャンスが回ってきました。川崎選手のためにも何が何でもやってやろうという気持ちで試合に入った結果、得点することができたので本当によかったです。
―今後に向けて
この試合は出場時間がすごく短かったんですけど、メンタルが自分の弱点だと気付いたので直していきたいです。
―メッセージ
インカレに向けて時間はあまりないんですけど、選手としても人としても成長します!
立命館大学All.1は、5月28日(日)ウカルちゃんアリーナ(滋賀県大津市)にて開催された第19回全日本大学フットサル大会 滋賀県大会でびわこ成蹊スポーツ大学フットサル部と対戦し、5-1で勝利しました。この結果により、7月8日(土)に原池公園体育館(大阪府堺市)にて開催される第19回全日本大学フットサル大会 関東大会に滋賀県代表として出場することを併せてお知らせいたします。
取材/日本フットサル連盟 今井千秋