5月15日(月)より開催されるFリーグオーシャンカップ2023に、日本フットサル連盟枠(LUXPERIOR CUP 地域大学フットサルチャンピオンズリーグ2022-2023 優勝校)として出場する立命館大学All.1は、滋賀県にあるびわこ・くさつキャンパス(BKC)で活動をしています。
昨年、監督が不在となり急遽学生主体に。大きな大会も初戦敗退してしまうことも。そんな苦しい時期をチーム一丸となって乗り越え、LUXPERIOR CUP 地域大学フットサルチャンピオンズリーグに初出場。さらには初優勝を飾りました。
オーシャンカップの登録選手14名と、この大会で監督登録をしている学生、マネージャーの皆さんにこれまでの振り返りや意気込みなど6つのテーマをもとにお伺いしました。
今回は、2・3年生とマネージャーのインタビューです。
①地域大学CLを振り返って
②オーシャンカップを迎えるにあたって
③この期間の気持ちや意識の変化
④注目ポイント
⑤オーシャンカップ、初戦への意気込み
⑥メッセージ
#41 行成海人
①昨年4月に監督不在となり、学生主体になりました。インカレも全日本選手権も初戦で負けてしまって、なかなかチームとして結果が出なかったです。それもあって関西学生リーグを頑張っていたので、地域大学CL優勝を目標に戦っていました。苦しいシーズンをチーム全体で乗り切ることができたので最後に優勝という形で終えることができて本当に良かったと思います。
②All.1としてFリーグのチームと戦うのは初めてですし、大学生のチームがFリーグのチーム相手にどれだけやれるのかっていうのを見れる大会にもなって、他の大学の刺激にもなると思います。全国の大学の代表としてオーシャンカップの舞台に立てる分、しょうもない試合はできないし、自分たちのやってきた成果っていうのを発揮してこのあとのインカレにも繋げていきたいです。
③Fリーグのチームと戦える機会はなかなかあるものではないし、目指しているところでもあるので個人としてもチームとしてもどこまでできるのか、楽しみです。
④自分は守備の選手だと思っているので、攻守の切り替えやゴール前で体を張るところを見てほしいです。
⑤初戦を突破することです。1チームでも多く倒せたらいいなと思います。
⑥OBの方や学校の先生、育ててくれたお母さん、お父さんだったり、本当にいろんな人に支えられてこの活動ができていると思うので、感謝をプレーで示したいです。
#8 成迫勇太
①初戦は特に自分たちでボールを持てる時間が多い時に攻撃にストレスを溜めてしまったり、勝っているのに追い込んでしまってりということが起きていました。2戦目以降では改善できたかなと思います。僕たちはインカレを目標として3セットで戦い切ろうと決めていたんですけど、どうしても2セットに絞らないと戦えないのが現状で、優勝はできたんですけど、まだ3セットで戦えないんだということを実感した大会でした。
②メンバーに多少変化があったので上がってきた選手たちと合わせていくこと、地域大学CLからチーム力が上がっているかというとまだちょっと微妙なところだと思うので、監督がいない(学生主体な)分、自分たちでしっかりやっていかないといけないと思っています。どこも格上で当然僕より強いフィクソ(守備)の選手ばかりなので、負けないように駆け引きするなど工夫しながら戦いたいです。
③日本一の組織っていうのを目標に掲げていて、大学生として僕たちにしかオーシャンカップの出場権がないので大学生の代表として、チーム内を改善しようと考えた期間でした。
④僕はフィクソにしてはフィジカルもないので、攻撃の時は他(ゴレイロ以外)の3人を動かしながらバランサーになることを意識して戦いたいです。学生なので勢いもそうですけど、チームとしては守備からリズムを作っていくことが理想なのでそこを見てほしいと思います。
⑤一試合でも多く勝って、大学フットサルをより広めたいです。対策もあるけど、能力的に劣っているところはもちろんあると思います。でも、チーム一丸となって戦って、会場の雰囲気を僕たちに持っていければ勝機もあると思うのでそういった試合運びをしたいです。
⑥両親も親戚も友達も普段から応援してくれていて、(地域大学CLを優勝して)日本一になった時も「おめでとう」とたくさんの人が言ってくれました。直接見に来ることは難しいと思うんですけど、勝ってまた応援してもらえたら嬉しいです。
#21 川崎航聖
①主力ではなかったけど、はじめて試合に絡むことができた全国大会でした。緊張もしたし、決勝以外では満足のいくプレーができなかったけど、決勝では大事な場面で出場してチームにも貢献できたので、優勝できて良かったです。
②Fリーグのチームと公式戦で戦えるのは滅多にない機会だと思うので、緊張もしているし気持ちも高まっています。
③さらにレベルアップしないといけないという点で個人の成長を意識していました。チーム内での争いもあったんですけど、バランスを見ながら練習していました。
④僕はフィクソ(守備)なのでピヴォ(攻撃)との1対1は自信を持ってプレーしています。Fリーグのチーム相手にどれだけできるのか見てほしいです。
⑤まずは、マルバ水戸に勝って次に進みたいです。
⑥引退された4回生のサポートがあって関西学生リーグを勝ち抜くことができたので、先輩への感謝とこの活動(フットサル)を続けさせてくれている両親に感謝しています。僕たちのビジョンに「観客を魅了するフットサル」というのがあるので観客の皆さんを魅了できればと思います。
#38 皆尾文也
①日本一を目標に掲げていたので優勝できて良かったです。
②大学生として唯一得た出場権なので、大学生らしさを出して戦いたいし、注目度も高い大会だと思うのでしっかり準備したいです。
③あんまり実感がないというか…でも出場できるのは今まで自分たちが頑張ってきたことが報われたんだと思うし、Fリーグのチームとできるのは光栄なことなので楽しみな気持ちです。
④自分は、アラ(中盤、サイド)をやっているので前からかける守備とかゴールに直結するプレーができればと思います。
⑤自分たちは、大学生として唯一出場できるチームなので大学生らしく戦って、個人としてもチームとしてもまたひとつ成長できるように頑張ります。
⑥4回生は残り少しなので、少しでも長く一緒にプレーできるようにオーシャンカップで一試合でも多く勝利して、いい景色を見せたいです。
#57 吉川竜馬
①優勝はできたんですけど、課題もたくさんあったので慢心することなく今後もやっていきたいと思った大会でした。
②Fリーグのチームと戦える機会はなかなかないと思うので、挑戦者としてひとつでも多く試合ができるように、また、チームを勝たせられるように頑張りたいです。
③今までは優勝を経験したことがなかったんですけど、地域大学CLを優勝してからは他の大学が挑戦者として戦ってくるようになりました。オーシャンカップでは僕たちが挑戦者なのでその気持ちを忘れずに過ごしてきました。
④ピヴォ(攻撃)として身体の大きさが武器なのでFリーグのチームにも負けないようなフィジカルで点を取ってチームを勝たせたいと思います。
⑤滅多にないFリーグのチームと戦える機会なので一戦でも多く勝って、経験を積んで、みんなに良い報告ができるように頑張ります。
⑥観客の皆さんを魅了するプレーをします。All.1の応援をよろしくお願いします!
#31 内山真之介
①初戦は、緊張感から固く入ってしまって失点を重ねてしまったのが反省点です。それでも立て直してしっかり戦えたことが良かったと思います。
②なかなか出場できる大会ではないし、注目されている大会なので頑張りたいです。
③オーシャンカップは相手は自分たちよりも格上なので、練習でもいつもより集中力を高くすることを意識していました。
④Fリーグのチームが相手でシュート本数も多くなると思うので、無失点で抑えたいです。
⑤無失点で勝利して次に進みたいです。
⑥見に来てくれる親御さんやチーム関係者の方々に勝つ姿を見せられたらと思います。
#2 三品虹太
①-(出場機会が無かったため)
②メンバー争いで厳しいところにいるので、出ることができたらしっかりプレーしたいです。
③インカレを控えているなかでFリーグのチームと戦えるオーシャンカップとういう大舞台に出場できるので、モチベーションがあがっていました。
④シュートが武器なのでそこに注目してもらえたらと思います。
⑤この期間(インタビュー当時、残り1週間)で出場できるようにアピールして、試合に絡みたいです。
⑥地域大学CLには出場できなくて、戦ってくれたメンバーが出場権を獲得して出られる大会なので、そのことにまずは感謝しています。普段からサポートしてくれている両親やセグンドの選手たちにも感謝して、試合に出て、ひとつでも勝てればと思っています。
#25 山岡眞之介
①初の全国大会の大舞台に出させてもらって、1点決めることができました。決勝ではミスしてしまって絞られることになってしまったので、悔しい気持ちが残りました。
②2回生(2年生)が2人で、少し心細いところはあるんですけどメンバー外の選手のことも考えて、出られなかったらベンチワーク、出れたら思い切ってプレーすることを意識してオーシャンカップに臨みたいです。
③Fリーグのチームと試合するっていう実感がなくて想像ができないので、自分たちがやることをやる、基礎を固めるというのを意識していました。
④打てるところは打とうと思っているので、シュートに注目してもらえたらと思います。
⑤ミスしてもしょうがないという気持ちで思い切ってプレーします!
⑥実家暮らしで日頃いろいろとサポートしてくれている両親に恩返しできるように、サポートしていてよかったなと思ってもらえるプレーをします。応援してくれる方々の存在はとても貴重ですし、メンバー外の選手たちにも恥じないよう、思いっきりプレーをしたいと思います。
#13 鈴木捷斗
①-(出場機会が無かった為)
②2回生が2人だけということもあって、プレー面で先輩たちを上回ることは難しいんですけど、僕たちが下から追い上げることでチームも盛り上がってくれたらと思っています。
③僕は出れなかったですけど、地域大学CLをチームが優勝してその称号に慢心することなく練習をしっかりしてきて、また次の目標に向かうことを意識してきました。
④僕はスピードが特徴だと思っているので、サイドで相手を抜き切るドリブルをみてもらえたらいいなと思います。
⑤出れたら自分ができることを精一杯やります。
⑥大学という学生の中では時間がある環境でフットサルをする選択をさせてくれた両親に感謝して、結果で恩返しできたらと思います。
マネージャー 福田歌穂(2回生)、上村優奈(1回生)
①地域大学CLを振り返って
去年はインカレと全日本大学選手権を落としてしまってなかなか成績が伸びない時期があって、それを選手たちが自分たちで乗り越えて、地域大学CLを優勝して素晴らしいタイトルを獲ることができて私もすごくうれしいし、誇らしい気持ちでいっぱいです。(福田さん)
②チーム、注目してほしいポイントについて
一番は、雰囲気ですね。ベンチもピッチにも、いい雰囲気があって得点を決めたときの「バモ―!」とかそういった声掛けが良くて、見ている人も巻き込むような雰囲気がすごく素敵です。(福田さん)
入ったばかりで全部を見れているわけではないんですけど…オンとオフの切り替えがすごいなと思います。楽しく話しているかと思ったら練習では真剣なスイッチが入っていて、盛り上がる雰囲気も忘れていなくてこれがこのチームの強さなんだと思いました。(上村さん)
③このチームのマネージャーになったキッカケ
高校ではサッカーのマネージャーをしていました。立命館大学のサッカー部の本拠地は京都府でここ(滋賀県)から通うのが難しかったのでこのキャンパスを拠点にしていて一生懸命に取り組んでいる部活動を探しているときにAll.1を見つけて、ここでならもう一回本気でマネージャーができるんじゃないかなと思って入部しました。(福田さん)
高校時代、サッカーではないんですけど部活のマネージャーをしていて楽しかったので大学でもマネージャーをしたいと思っていました。遊びじゃなくて競技レベルで真剣に取り組んでいる部活を探していた時にAll.1の皆さんが他の部活動のことを言うのではなく、自分たちの活動についてお話ししてくれて、その人柄をいいなと思ってこのひとたちの為にマネージャーをしたいと思ったので入部しました。(上村さん)
④メッセージ
地域大学CLで勝ち取ったこのタイトルを自信にしてオーシャンカップでは格上の相手との対戦になるけどAll.1らしくいつも通り戦ってくれたらいいなと思います。それからいつも応援してくれている皆さんに感謝してチームで戦いたいです。(福田さん)
入部したてで足を引っ張ってしまうこともあるかもしれないんですけど、全力でサポート頑張るのでAll.1の応援をよろしくお願いします!(上村さん)
5月16日(火)にエスフォルタアリーナ八王子にて初戦を迎えます。
13:00K.O. 立命館大学 All.1 vs マルバ水戸FC
1次ラウンドは、入場無料となっております。ぜひ会場にお越しください!