11月5日(土)、北海道札幌市・北ガスアリーナ札幌46にて「第1回全国特別支援学校フットサル大会」が開催されました。
決勝戦を戦った島根県立松江養護学校乃木校舎と大阪府立なにわ高等支援学校の生徒たち
本大会は、地区予選を勝ち抜いた10チームが出場。
北海道地区:北海道中札内高等養護学校
東北地区 :秋田県立ゆり支援学校
東関東地区:千葉県立特別支援学校流山高等学園
西関東地区:東京都立羽村特別支援学校
北信越地区:石川県立いしかわ特別支援学校
東海地区 :愛知県立名古屋聾学校
関西地区 :大阪府立なにわ高等支援学校
中国地区 :島根県立松江養護学校乃木校舎
四国地区 :香川県立香川東部養護学校
九州地区 :鹿児島県立鹿児島高等特別支援学校
予選リーグは、2ブロック5チームずつに分けて15分1本のランニングタイムで行われ、
その後2ブロックの同じ順位同士で戦い、順位を決定しました。
決勝戦は、10分ハーフのランニングタイムで行われ、大阪府立なにわ高等支援学校が初代優勝校となりました。
結果はこちら
大会前日の4日(金)は、全出場校が集まり開会式が行われました。
大会長挨拶をする(一財)日本ライオンズ 不老安正 理事長
選手宣誓をする開催地の北海道中札内高等養護学校生徒代表 辻愛翔くん
「宣誓。多くの方々に支援や応援をしていただいたこと、このような多くの仲間と交流の場を設けていただいたこと、全国各地からここ北海道に来ていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
私たち選手一同は、日頃の練習の成果をプレーで表し、お互いをたたえ、励まし合いながら選手全員で試合に臨みます。
記念すべき第一回大会。勝利を目指すだけではなく、思いやりと感謝の気持ちをもち、みんなが笑顔で終われる大会にすることをここに誓います。」
組合せ抽選をする石川県立いしかわ特別支援学校 中嶋健太くん
大会当日は、9:40から第1試合が始まりました。
「強い体と思いやりの心」「他人とのコミュニケーション能力の向上」という
(一財)日本ライオンズの特別支援学校卒業生への願いもあったこの大会は
適用された競技規則と監督等への約束を前提としてゲームを行い、
試合における生徒への指示(選手交代以外の)は禁止としました。
審判は「この点を特に留意した笛を」と、
北海道サッカー協会の大学生審判を育成している部署に依頼しました。
試合後の閉会式では、表彰式が行われました。
準優勝 島根県立松江養護学校乃木校舎
優勝 大阪府立なにわ高等支援学校
【第1回全国特別支援学校フットサル大会】
開会式:令和4年11月4日(金)
大会日程:令和4年11月5日(土)
試合会場:北ガスアリーナ札幌46
主催:一般財団法人日本ライオンズ
後援:スポーツ庁、北海道、札幌市、全国特別支援学校長会
この大会を主催する一般財団法人日本ライオンズ 小野寺眞悟 副理事長をはじめ、
全出場校の選手(生徒)、監督(先生)のインタビューは、順次公開致します。
撮影・木村健太郎
取材/日本フットサル連盟 今井千秋