一般財団法人日本フットサル連盟(会長・大立目佳久)は、株式会社日本トリム(以下、日本トリム)の支援により、日本女子フットサル強化、育成事業を実施いたします。
日本フットサル連盟はこれまでも、10年以上の長きにわたり、冠大会「トリムカップ・全国女子選抜フットサル大会」を始め、日本女子フットサルの強化に対する支援を日本トリムからいただいてまいりました。今後の更なる強化、育成を目指すため、トリムカップへの出場経験を持ち、海外で活躍する女子フットサル選手への支援事業を実施する運びとなりました.
■日本女子フットサル応援プログラム「日本女子フットサル強化支援活動」
協賛:株式会社日本トリム
目的:日本のトップ選手として国際大会等での活躍が期待できる選手を育成し、日本女子フットサルの発展に寄与する。
実施期間:2018年9月〜2019年8月 活動場所:各選手の所属先に準ずる
支援内容:①海外生活での栄養費の支給
②日本と渡航先の往復渡航費を年に2回支給
③日本トリムロゴ入りウェア一式の提供
支援対象選手:①中島詩織/FSF Mostoles(スペイン)
②和泉沙季/CD Leganes Fem(スペイン)
③田中千尋/Guadalcacin FSF(スペイン)
④春山愛/Vis Fonda calico 5 feminile(イタリア)
■株式会社日本トリム代表取締役 森澤 紳勝
「当社は、科学した水『電解水素水』で『ウォーターヘルスケアという、新習慣。』を提唱し、『快適で健康なヒューマンライフの創造に貢献する』ことを目指し事業を展開しております。水分補給が不可欠なスポーツ分野におきましても様々な応援をさせていただいております。 中でも、フットサルは、女性でも紫外線のない室内で健康のために気軽に楽しめるスポーツとして広く普及して欲しいとの思いから、10年以上に亘り関わらせていただいております。トリムカップ・全国女子選抜フットサル大会とともに、この度の取り組みが、日本女子フットサルの強化、普及の一助となれば幸いです。海外に渡航される選手の皆様には、怪我なく、健康に気を付けて頑張っていただき、女子フットサル界のスターへと成長されることを大いに期待しております。」
■一般財団法人日本フットサル連盟会長 大立目 佳久
「これまで日本トリム様には普及の面で多大なるご支援をいただいてきましたが、今後は強化の側面からも普及、発展にご尽力いただけることになりました。我々日本フットサル連盟としても、今後更に女子フットサルを発展させていきたいと考えています。やはり普及や発展をさせていくためには、代表チーム、代表選手が強いということが非常に重要だと思います。『アジアで優勝した』という結果が出ると、日本の女子フットサルが盛り上がると思います。今回、日本トリム様から支援を受ける選手を通じて、女子フットサル選手が真摯に競技に取り組んでいるという姿を示せるよう、選手の皆さんには海外で得た経験を日本で伝え、中心選手として女子フットサルを牽引していてほしいと願っています」
また、この支援活動実施にあたり、8月6日(月)に一般財団法人日本フットサル連盟・小倉純二名誉会長、大立目佳久会長が支援対象選手の壮行会を行いました。(春山愛選手は渡航済みのため欠席)
左から)日本フットサル連盟・大立目佳久会長、田中千尋選手 中島詩織選手、和泉沙季選手、同・小倉純二名誉会長 ※春山愛選手はイタリア在住のため欠席
名誉会長、会長から、今回のご支援をいただくことになった経緯や女子フットサル選手に対する期待を聞き、海外経験の長い選手と情報交換をするなど、終始和やかな雰囲気で会が進行しました。
中島詩織選手
「この度、日本トリム様からご支援をしていただけることに大変感謝しております。私は7年前からスペインリーグでプロとしてプレーしていますが、今回のような支援制度は今まで存在しませんでした。スペインでもリーグ全体としてはプロリーグとは言えない中、このようなご支援をしていただけるのは個人的にはもちろんのこと、今後海外でプレーしたいという選手達にとっても大きな励みになると思います。この制度は多くの女子フットサル選手の希望となると思います。また、制度の利用により選択肢も広がりますし、女子フットサルの活性化や発展、競技力の向上に繋がると思います。今シーズンの目標は、チームとしてはコパ・デ・エスパーニャ(リーグ終了時、上位8チーム)に出場することです。個人としては、2桁得点とゴールに絡むプレーを積極的にしていくことです。ご支援いただくことでより良いコンディションを保てると思うので、昨シーズンを上回る活躍をしチームに貢献したいです。」
和泉沙季選手
「今回このような支援をしていただき本当に感謝しています。選手として結果でしか恩を返せないと思うので全力で頑張ります。今シーズンの目標は去年よりも点を取ること、チームとしてはリーグ戦後のコパに出場することです。自分の得意とする周りを生かすプレーを意識しながらもゴールを目指す意識を強く持って練習から取り組んでいきたいと思います。」
田中千尋選手
「今回日本トリム様よりご支援いただけることになり、大変感謝しております。トリムカップ、日本女子フットサルリーグと日本の女子フットサル界の発展のために多くのご支援をいただいてきた中で、海外挑戦に対してご支援いただけることを大変嬉しく光栄に思います。それと同時に、日本人として海外で結果を残し、日本の女子フットサル界に還元しなくてはならないと強く感じております。今年が一年目の挑戦になるので、早くスペインやチームに慣れ、多くのことを学び吸収し、目に見える結果を出せるように、色々なことにこだわってやっていきたいと思います。今回の海外挑戦に対して、日本トリム様、日本サッカー協会様、日本フットサル連盟様をはじめとする多くの方々にご協力いただきましたことに心より感謝申し上げます。」
春山愛選手
「この度、日本トリム様にご支援していただくことになりました。選抜大会などでお世話になっていた日本トリム様に個人的に支援していただけることになるだなんて嬉しい限りです。単身で海外に渡り生活してる私にとって、こうやって応援、支援をしてくださる方々がいるというのはとても心強く、励みになります。このご恩と感謝の気持ちを力に変えて、結果で応えられるように頑張りたいと思います。今シーズンの目標は、1試合1点以上。リーグ戦がおよそ20試合程あるので、少なくても20点以上は取ることです。そしてもちろん、点を取るだけでなく、チームとしてリーグ優勝することを目標に頑張りたいと思います。」