準決勝
栃木県選抜 2(PK 4-3)2 静岡県選抜
栃木県選抜・No.14 石橋 虎次郎 選手
本当に厳しい戦いでした。最後まで諦めず PK 戦(ペナルティーシュートアウト)まで行くことができました。自分は PK 戦を蹴りませんでしたが、皆が決めてくれたおかげで決勝に進出することになりました。この試合は「前半の入りから圧倒していこう」とスタートしました。良い入りをしたのですが、途中からすごく押し込まれました。我慢する時間で逆転されなかったところが良かったと思います。ひとつも簡単な試合がなく、一瞬でも気を抜いたら負けてしまうような緊張がありました。怖い気持ちもあったのですが、前向きに捉えプレーし、自分は成長できたと思います。
静岡県選抜・No.10 内野 脩麻 選手
個人としてはこの空気感を楽しみながらプレーできましたけれど結果がついてこなかった。セットプレーで簡単に点をとられてしまい、自分たちでゲームを難しくしてしまった。そこが、チームの弱さというか、決勝に行けなかった、このチームの足りなかった部分なのかな、と思います。静岡県選抜は、県内のチームからまんべんなく選手が選出されています。普段は、けっして同じチームでプレーしない選手たちと 3 セットを組んで回して試合をやっているような形です。普段のチームとは違うやり方で、違った特徴のある選手とプレーすることは、このような機会しかないです。そこは選抜大会の良さです。(この大会で)プレーをすると、そういったところからいろいろな気づきもあります。個人としては有意義な大会になったと思います。
長崎県選抜 3-2 神奈川県選抜
長崎県選抜・No.15 中川 陽太 選手
相手がパスを回してきて強く、苦しい状況もたくさんあったのですが、最後に自分が勝ちにつなげる1点を決められて良かったです。常にゴールへの意識を持ってやってきました。チームとしては、初めて決勝の舞台に立ててることになりました。でも、自分的にはまだまだ物足りない部分があるので、決勝でいろいろな人に自分のプレーを見せたいと思います。
神奈川県選抜・No.20 熊澤 凛太郎 選手
先制したときは、この流れでこのままいけると思ったのですが追いつかれ、逆転されてしまいました。そこから 12 番の百瀬拓哉選手の得点で追いつきました。試合前に「今日は絶対に点をとるから」と言ってくれていました。約束を守ってくれたので、ここから勝ち切りたかったのですが、3 失点目のシュートがすごい、めちゃくちゃうまくて、良いシュートでした。優勝する
つもりで全国大会に来ていたので 3 位という結果になってしまい申し訳ないです。自分はこのチームの最年少です。初めて、社会人の選抜チームに入れてもらったので、最初はすごく緊張して「馴染めるかな」と不安に思っていました。でも、周りの人たちが、皆、優しく接してくれました。一つひとつのプレーに対して、すごく声をかけてくれたので緊張がほぐれていきました。(準決勝敗退は)すごく悔しいですけれど、自分にとっては「成長できた大会」だったと思います。